本日も基本の「キ」です。
第2弾はMTF。
マルチタイムフレーム分析のことです。
よく耳にするのではないでしょうか。
では「フラクタル」という言葉は?
この図形を見たことがありますか?
小さな三角形が4つ集まって、1段大きな三角形が形成され、
1段大きな三角形が4つ集まって、さらに1段大きな三角形が形成され・・・
言いたいことがわかるでしょうか(汗)
MTF分析の重要性
正確に4倍というわけではないですが、チャートも同じようなものだと考えてください。
15分足の4倍で1時間足が形成され、1時間足の4倍で4時間足が形成されています。
チャートの場合は大きな時間足を、顕微鏡で覗き込むような感じで見ていきます。
実際のチャートで説明しましょう。
上図の水平線で頭を抑えれたダブルトップがわかりますか?
ダブルトップの右山で売りたかったとします。
顕微鏡の倍率を上げるということは、時間足を落とすということです。
上図が月足ですから、週足を見てみましょう。
今回ははっきりダブルトップだとわかるのでは?
次に日足を見てみます。
月足のダブルトップの右山で、上昇トレンド後に日足でもダブルトップを形成していることがわかります。
さらに4時間足。
先ほど見た気がしませんか?
週足で見たダブルトップと同じサイス感です。
さらに1時間足。
今度も先ほど見たような気が(笑)
日足でみた上昇トレンド後のダブルトップです。
そして15分足。
①で押し安値を下抜け。
前回の記事を思い出してください。
基本の「キ」を疎かにしていませんか?
目線の転換点です。
そして②でダブルトップのネックライン割れ。
損切りを③に置いて、エントリーです。
ただしSLまで50Pips以上あります。
5分足まで下がるといいのですが。
今回は説明なので、SLまで50Pipsでもエントリーしたとします。
日足で見ると、赤矢印が指す位置でエントリー出来ています。
利確は日足のダブルトップのE計算値に当たる①です。
440Pips。
週足のネックライン②まで伸ばすと940Pipsです。
振り返っても、難しくないと思いませんか?
大きな時間足のひと波を抜くために、MTFを使うと覚えておいてください。