FXの手法を調べると、よくリスクリワードという言葉を目にします。
英語に直すと
- risk
- reward
ですね。
リスクは危険という意味合いがあります。
リワードは褒美、報酬ですね。
ですからリスクリワードレシオ(ratio)は、損失と報酬(得られる利益)の比率と言っていいでしょう。
当然ですが、報酬の比率が高いほうがいいですよね。
デイトレ大百科のリスクリワードの考え方
及川氏のデイトレ大百科では、
「リスクリワードが1:2以上見込める場合のみエントリーしましょう」
と言っています。
極端な話ですが、リスクリワードが合えば何でもいい、くらいのことを言っているのです。
で損切りと利確のポイントは明確なので、1:2以上ならエントリーを考えます。
逆に言えば、いくら鉄板のサインが出ても、リスクリワードが合わなければ見送り。
デイトレ大百科では、
- 相関
- 取引時間帯
を重要視する人が多いと思います。
確かに大事ではあるのですが。
ルールを守っても負けるのであれば、リスクリワードに対する考え方の優先順位を上げることを勧めたい。
リスクリワードを重視してトレードを行ってみる
本日は月初で月曜日ということもあり、午前中は手が出しづらい感じでした。
なので午前中はノーポジです。
午後になってどうか?
だいぶ通貨ペアごとの方向が定まってきたのではないでしょうか?
戦略としては、弱い通貨を売っていきたい。
あとは安値を更新できた通貨を対象にします。
14:05頃の時点では、GBPUSDとEURUSDが該当。
本日この時間は、ドルが強いのでしょう。
ユロドルはこんな感じ。
ポンドルはこんな感じです。
似ていますよね。
EURGBPは上昇傾向なので、ポンドの方が弱いと判断できます。
ですから出来ればポンドルを優先的に売りたい。
問題は本日の課題であるリスクリワードです。
リスクリワード1:2以上となると、損切りポイントまで出来るだけ引きつける必要があります。
もしく利確ポイントを上位足で設定するか?
ポンドルを観察していると、ピンバーのようなローソク足が出現。
ここで損切りを、ピンバーのヒゲを実体で上抜けたとき、と決めました。
これなら損切り幅はかなり狭いので、リスクリワード的に直近安値で利確でも問題ありません。
ということで5分の20MAタッチでエントリー。
ただし、及川氏の言葉を借りると「おいしくはない」
なので1時間足の目立つ安値を、利確目標としたいと思います。
しばらく待っていると、直近安値に到達。
ここで大事なのは、1発目のトライで安値に引いたラインを実体で下抜けたこと。
跳ね返されたら利確する予定でした。
1発目で抜けないときは、反転する可能性もあると及川氏が言っているからです。
その後、順調に下げるかと思われましたが戻されます。
15分の10MAまで戻したので2発目エントリー。
次の足で新たな安値ラインを試しますが、1発目では抜けきれませんでした。
5分足確定までの残り時間が少ないのを確認して、2ポジションとも決済です。
- 7.3ピプス
- 3.3ピプス
というショボいトレードとなりました(汗)
ですが、次の足を確認すると。
なんと大きく戻しています。
さらには16:20すぎには、損切りラインを超えていました。
デイトレ大百科の手法では、逃げるのも大事。
またチャンスが来れば、エントリーすればいいのです。